PCB廃棄物について
PCBの対処について
重電機PCB機器の対処について | ニイクラ電工株式会社 新倉 |
ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の適正な処理に向けて、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(平成13年6月22日(2001年)法律第65号)により、ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物を保有している事業者は、適正な処理をしなくてはなりません。尚、微量PCBの規制が発表されたのは平成15年(2003年)12月24日の通知です。(県の廃棄物対策課より平成15年11月26日付環境産廃発第031126009号として)
PCB廃棄物の処理がいよいよ始まります
PCBってどんなもので、何に使われていたのですか?
PCBはPolychlorinated Biphenyls(ポリ塩化ビフェニル)の略称で、工業的に合成された化合物です。熱で分解しにくい、電気絶縁性が高い、燃えないなど化学的に安定な性質を有することから、電気機器の絶縁油、熱交換器の熱媒体、ノンカーボン紙など様々な用途に使われていました。PCBによる汚染が問題となり、昭和49年には製造や新たな使用が禁止されています。
なぜPCB廃棄物を処理しなくてはいけないんですか?
昭和49年に製造や新たな使用が禁止されて以来、PCB廃棄物は約30年にも及ぶ長期保管のため紛失や漏洩が発生しており、環境汚染の進行が懸念されています。このため、平成13年に『ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法』が制定され、これにより、PCB廃棄物の保管事業者は平成28年までに処理することが義務づけられています。
日本環境安全事業株式会社って、どういう会社ですか?
日本環境安全事業株式会社(JESCO)は、国民の皆さまが安心して暮らせる環境を保全するため、国の監督のもとPCB廃棄物の処理を行う機関です。旧環境事業団のPCB廃棄物処理事業等を承継して、平成16年4月1日に100%政府出資により新しく設立されました。同年12月10日に北九州市から特別管理産業廃棄物処分業の許可を得て12月18日から操業を開始しています。
PCB廃棄物は、どこで処理するのですか?
日本環境安全事業株式会社(JESCO)では、全国5ヵ所において、PCB廃棄物の処理施設の設置を進めます。平成16年12月より操業を開始する北九州事業をはじめ、平成17年には豊田事業・東京事業が、平成18年以降には大阪事業・北海道事業が操業を始める予定です。
PCB廃棄物は安全に処理されるのでしょうか?
日本環境安全事業株式会社(JESCO)では、安全・確実なPCB廃棄物処理を最優先に考え、国の監督と施設立地自治体の指導・監督のもと、全国5ヵ所でPCB廃棄物の処理を行います。また、これらPCB廃棄物の処理に関する情報を積極的に公開します。
早期登録・調整協力割引は、どうすれば受けられますか?
早期登録・調整協力割引のお申込期間は、平成17年4月から平成18年3月までです。この期間に、対象となるPCB廃棄物等の情報を添え、処理施設に搬入する時期の調整にご協力いただけることに同意してお申込いただくと、割引料金(処理委託契約締結時点の処理料金の5%引き)の適用が受けられます。実際の処理の時期にかかわらず、全国すべての地域が申込の対象となります。現在(18年4月以降)は終了しております。
中小企業の処理費用は、どのくらい軽減されるのでしょうか?
中小企業者等の方々については、申請していただくことで、独立行政法人環境再生保全機構が運営するPCB廃棄物処理基金からの助成金および国からの国庫補助金により、処理料金の約70%が軽減されます。
※掲載元:環境省 日本環境安全事業株式会社
詳しくは環境省ホームページをご覧下さい 環境省ホームページへ→
高濃度PCBの詳しい処理方法はこちらをご覧下さい PCB処理(他ホームページへ)→
カテゴリ内のページ一覧
-
工場、オフィス、住宅、店舗 |
省エネ提案 |
高圧受変電設備工事 |
中古機器(キュービクル、トランス、コンデンサー) |
動力設備工事 |
弱電設備 |
照明コンセント工事 |
エアコン工事 |
換気扇工事 |
オール電化(IHクッキングヒーター) |
オール電化(エコキュート) |
太陽光発電(ソーラー発電) |
地上デジタル受信工事 |
防犯設備工事 |
消防設備工事 |
コンプレッサー及び配管工事 |
PCB廃棄物について |